30代男性のニキビ予防術 - 今日からできる12のこと | 社会人の健康ガイド

1.予防のために、ニキビのできる原因を知るべし

私達の顔に突如として現れるニキビ、ニキビとはいったい何なんでしょうか。
ニキビとは、毛穴に皮脂や角質（汚れ）が溜まり、毛穴が詰まり、
そこにアクネ菌がたまり、アクネ菌が脂質を分解し、毒性のある過酸化脂質を生み出し、そして起こる炎症の事です。
アクネ菌とは、肌を弱酸性に保ったり、他の病原菌の繁殖を抑えたりという役割持つ菌なのですが、性質として「皮脂を好み」「酸素を嫌う」という性質があります。

アクネ菌は酸素から逃げられかつ皮脂がたくさんある場所、つまり皮脂が詰まった毛穴に集まり、脂質を過剰に分解します。

その結果、ニキビが発生するのです。つまり、毛穴に皮脂や汚れが溜まらなければそもそもニキビは発生しません。ニキビ予防はいかに毛穴に皮脂をためないかの勝負になります。

2. ニキビの原因、皮脂ってなんなの？

皮脂とは、毛穴内部にある皮脂腺から分泌される脂肪などを含む油分です。
皮脂は汗と混ざる事で皮脂膜という膜になります。

皮脂膜は、

• 皮膚から水分の蒸発を防ぐ
• 肌が弱酸性に保たれ、他の細菌・病原菌の繁殖を防ぐ
• 紫外線から肌を守る

という性質を持ち、肌には欠かせない存在です。
つまり、皮脂膜の元となる皮脂も人間にとって欠かせない油分なのです。

3. 過剰な皮脂には要注意

ニキビのできる原因でもお話した通り、皮脂はニキビの原因になります。
過剰な皮脂は毛穴を詰まらせてしまいます。普段はお肌を守ってくれている皮脂も出過ぎるとニキビの原因となり、お肌の敵になってしまうのです。悲しいですね。。

4. 皮脂はなぜ過剰に出るのか

皮脂はなぜ過剰に出るのでしょうか。
主な原因は、

• 油っぽいもの・高カロリー食の摂取
• 糖質（＝炭水化物）の摂り過ぎ
• ストレス
• 睡眠不足

だと言われています。

油っぽいもの・高カロリー食・糖質の摂り過ぎは血液中の脂肪量増加につながり、皮脂腺から分泌される油分が増えます。ストレス・睡眠不足は自律神経とホルモンバランスが乱れるため、その乱れが適切な皮脂分泌をできない状態にしてしまいます。
このような理由で皮脂の過剰分泌が起こってしまうので。

5. 朝できるニキビ予防

早起きしよう

太陽のリズムと体のリズムを合わせると自律神経が整います

朝ご飯を食べよう

朝ご飯を抜くと、２食で体が栄養を摂取しようとしてしまいます。夜食などは油分を多く含みがち。過剰に摂取してしまう原因になってしまいます。

洗顔しよう

基本的には洗顔は朝、夜の２回がいいらしいです

朝ジョギングをしよう

運動すると、新陳代謝が上がり血行がよくなります。筋肉を刺激する事でホルモンバランスが整う効果もあります。

6. 昼できるニキビ予防

リンパマッサージをしよう

新陳代謝が活発になり、肌のターンオーバー（代謝活動）が活性化します。（代謝活動が活発することによって、角質が溜まらなくなります）

お昼は食べ過ぎない

暴飲暴食はダメです

仕事でストレスを溜めすぎない

ストレスはニキビの原因になります。のらりくらりなんとかしましょう

タバコの吸い過ぎ注意

煙が毛穴につまります。また、ニキビ予防で大事なビタミンCを破壊する働きがあります。副流煙もなるべく避けましょう。

7. 夜できるニキビ予防

お風呂に入りましょう

シャワーでなくお風呂。お風呂に使って体があったまると新陳代謝がアップします。新陳代謝がアップすると体の毒素や老廃物が対外に排出されます。自律神経も整います。

洗顔しよう

夜は顔の汚れも溜まっているのでした方がいいかもです

飲み過ぎ注意

アルコールを摂取すると毛細血管が拡張され皮脂腺を刺激します。結果皮脂分泌量が増えます。

夜更かしはしない

夜寝た後の３時間はお肌のゴールデンタイムとも呼ばれ、お肌を回復させる成長ホルモンが分泌されます。経験的に１２時前に寝れると次の日肌の調子が良いです。

8. 食事できるニキビ予防

ビタミンB2とビタミンB6を摂取しよう

ビタミンB2は肌を丈夫に保つ効果が、ビタミンB6には肌を健康にし免疫力を上げる効果があります。どちらも皮脂腺の働きを正常にする作用があります。
ビタミンB2：レバー、ウナギ、納豆など。ビタミンB6はサバ、大豆、ジャガイモ、バナナ、ホウレンソウなどに含まれています。

9. まとめ - ニキビ予防をするために

結論、ニキビ予防は規則正しく生活する事で出来きます。毎日が忙しい社会人の方にとっては、規則正しく生活するというのはとてもハードルが高いのかなと思います。
しかし、ニキビの原因は皮脂の過剰分泌に集約されると言っても過言ではありません。
大人ニキビでお悩みの方は自分の生活習慣を振り返り、いつもより少しだけお酒を抑えて見るとか、早く寝てみるとか、皮脂の過剰分泌の原因になる部分を少しずつ改善できればニキビの予防に繋がるのかなと思います。